News / Nunn Road / 2014 / February 2014
中国正月の会、大変お世話になりました。みんなチャイニーズの洋服を着て来てくれて、会が盛り上がり、中国語の歌もたくさん歌えました。途中少しハプニングもありましたが、みんなで助け合って一緒に作り上げた会になって、とても嬉しく思いました。
そして、お別れ会、卒園の会に向けて準備を始めました。今年は、4月までに、たくさんのお友だちとお別れしなければなりません。それぞれの心の内にいろいろな思いがあるのでしょう。毎日、毎日、たくさんの思い出作りをしているかのように、思いっきり遊ぶ彼らのエネルギーすごいですよ。
年長さんたちは、みさきちゃんとお別れした後、たけひろ君の卒園の会もして、お別れしました。チャイニーズニューイアーの休み明けから、楽器やお面、かんむり作りをし、卒園の会の練習を始めたのですが、すごい勢いで集中して取り組み、一週間で準備やだいたいの会の形が整ったのです。彼らのお友だちを思う心が頑張らせてくれました。ナニアの歌を歌いながら、“この歌をうたうとさみしくなるね。”とか、砂場でどろんこになって遊んだ時、♫どろんこになってみんなであそんだ〰いつになってもわすれない♫♩と、口ぐさむんです。チク城にひっついていたさなぎが落ちて、赤ありに食べられていた時、“かわいそうだよね。”とすぐお墓を作ってくれた彼ら、“ナニアようちえんは、たからものだよ。”などと手紙を書いてくれたり、小さいお友だちにやさしくしてくれたり、いろいろな行事を中心になって、盛り上げてくれた彼らです。いろいろなことが思い出されて胸が一杯になります。当日は、自分たちが一緒に作り上げたものを発表し、それが大切な締めくくりになり、彼らの力になってナニアを巣立っていって欲しいと願っています。日本に帰国するお友だちとの別れ、学校という新しい所へ行くという喜びと同時に不安などもたくさんあると思います。励ましてあげてください。
年中さんたちは、年長さんたちがするのをよく見ていて、“次は自分たちの番”と静かに、待っているようです。年長児クラスや年長さんたちの係りの仕事など、とても興味深そうに見ています。卒園児たちのせりふもかなり覚えているようです。ただ、今年は、3人も年中さんが年長さんになる前に帰国します。それぞれの心の中にいろいろな思いがあるのでしょう。“もっと、マレーシアにいたい。”“一時帰国だよ。年長さんになって、たくさんすることがあるのだから。”という彼らのことを思いながら、胸が締めつけられるようです。彼らには、年長さんでするクラフトクラスや織り物を経験させてあげました。そういう思い出が、日本で頑張る彼らを支えてくれることを、祈る気持ちで一杯です。
小さい子供たちも、よく頑張っています。小さいくまさんやうさぎさん達になって、劇に参加もしていますよ。当日、登園する時、今日は、お兄さん・お姉さん達を送り出してあげる大切な会であることを話して、励ましてあげて下さい。
卒園の会プログラム
月日:2014年3月13日(木)
9:00~9:30 自由遊び、おやつ
9:30~9:45 片づけ、トイレ
※卒園児のお父様、お母様方は、9時40分までにお集まり下さい。
卒園の会
第一部(全員)9:50~10:50
✾全員のあいさつ
✾在園児からの言葉
✾卒園児からの言葉
✾卒園児の発表
・劇“うさぎの姉妹とくまの兄弟”の話(小さい子供たちも少し参加します。)
・合奏 自分たちで作った、たいこ、マラカス、鈴で“カエルの歌”(日本語と中国語)とラササヤンを合奏
・年長児クラスから
“あいうえおの詩” “Iam a star”
“リズムであいうえお” “ABCの歌”
・ナニアの歌
・両親、保護者への感謝の言葉
✾それぞれの卒園児のお話
キャンドルをつけながら、一人一人の子供たちのお話をします。
(お父さん・お母さんへの歌)
✾プレゼント
卒園児へ
・卒園証書+カード ・在園児からの絵の本
・卒園制作の織り物、ノーム、ノームのバック
卒園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾帰国する子供たちの紹介
10:50~11:00トイレ+水飲み
11:00在園児降園
第二部(卒園児)11:10~11:40
✾在園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾保育者、保護者の皆様から一言
(インフォーマルに思い出話などしましょう。)
11:40~12:00各先生たちへのあいさつ回り、昼食の準備、写真撮りなど
12:00 昼食
13:00 卒園児降園
卒園児のお母様方が、ナニアと在園児一人一人にプレゼントを作って下さっているということをお聞きしました。ありがとうございます。皆が大喜びする顔が目に見えるようです。ナニアでずっと大切に致します。
又、在園児のお母様方も卒園児のお母様方へ一生懸命プレゼントを作られています。このお別れする方へのアルバム作りは、10年ぐらい前に(もっと前かもしれません)お母様方の案で始まりました。私がお願いした訳では、ないのです。最初は、卒園児にだけ作られて、途中、お別れする方には、写真フレーム(全体写真で)だけ送られていたのですが、それも変わって、今では、お別れする方全員に、アルバムを作られているのですね。本当に素晴しいと思います。
もちろん、作業は大変でしょうけど、(特に今回のようにお別れが重なった場合)いただかれる方皆様、とても喜ばれています。そして何よりも、たくさんの方々の心、喜びの気持ちがこもったプレゼントは、同じ時期一緒にペナンで過ごしたやさしい思い出として、そして、これからのつながりとして、ずっと大切な宝物となることでしょう。別れた子供たちの笑顔、思い出がずっと、ナニアに、そして、我々保育者の心の中に存在するように、皆様方のお気持ちに心から感謝致します。
豆まきの豆から、たくさん芽が出て、日に日に大きくなっています。枝豆がたくさん収穫できそうです。
魚の池にスイスイ(池の中のゴミを食べて大きくなります。) 2ひき入れました。本当にきれいにお掃除してくれます。
駐車場の天井に鳥さんが一生懸命巣を作り、子供たちも毎日応援していたのですが、残念ながら風で落ちてしまいました。みんな“かわいそうだね。”と残念がっていました。
ある日、太陽の光の反射で、天井がキラキラ輝き、そして、影ができて影絵のように動いていました。とても、マジカルな光景で小さい子たちと見入っていると、年長さん達は、さっそく自分の手の影を作ったり、原因をつき止めたり、豆科学者です。“これは、水だよ。ほらね。お日様がうつっているでしょう。これが、はねかえったのだよ。”と説明してくれたのです。外遊びの後、子供たちが、全員中に入ったら、ステラ先生が外のコンクリートを水できれいに洗ってくれたのです。そのお水でした。本当にみんな大きくなったと感心しました。
写真の“結婚式”“ビュッフェディナー”“お楽しみ会のお化け屋敷”も保育者は、一斎手伝っていないのです。全部年長さんのアイディアで、小さい子たちも大喜びしていました。一人一人の顔は、見えないけど、雰囲気(自主遊びの一コマ)をご紹介します。
今年は、2月3月でたくさんの子供たちとお別れしなければなりません。“さみしい。つらい。”などと、立ち止まっていたら、本当に押しつぶされそうな日々です。自分にできることは、それぞれの子のナニア最後の日まで、彼らが、思いっきり楽しみ、力を発揮できるようにさせてあげること、それが、新しい出発につながると、自分に言い聞かせているのですが。本音“毎日、大好きして、家族のように過ごした彼らとのお別れ、とても、とてもさみしいです・・・・。”
Kuih Kapit day
Bean Throwing