News / Nunn Road / 2018 / February 2018
先日のチャイニーズイヤーの会、大変お世話様になりました。この会が保護者の皆様全員でお祝いする今年最後のフェスティバル。今年もたくさんのお友達とお別れするので、心に残る会にして欲しいと願っていたのですが、その思い通り、子供達は全員参加することができとても嬉しく思いました。(ひかる君のお母さんは病気で参加されず残念でしたが、ひかる君は元気にできて立派でした。)
子供達は、行事でお休みの子がいるととても悲しんで今度の行事は絶対一緒にやりたいと願ってくれます。今回みんなでできて、本当に良かったです。お休みしたお友達のことを心配して、心を込めてお祈りしてくれる子供達。お休みしてた子が帰ってきたら、大喜びしてくれる子供達。(長いホリディの前にお休みした子のことも覚えていて、ホリディ明けには、「○○ちゃん、元気になって良かったね」と言ってくれるんです。)ずっとずっと、大好きなお友達を、やさしい思い出を、思いやりの心を大切にしていって欲しいとチャイニーズニューイヤーの会をしながら願いました。
そして、チャイニーズニューイヤーの会は年明けにすぐ練習を始めます。卒園の会とも近く慌ただしかったのですが、みんな、歌もたいこもダンスも一生懸命頑張ってくれました。歌はマレーシアの人達が大切にしているものをたくさん選びました。そうすれば、いろいろな所でその曲に触れ、マレーシアの行事を身をもって体験できるからです。
年長さんのダンス「フォンエンファオグー」は、みんな大好きで、小さい子達からも人気があり、年長さんが一生懸命踊った後、小さい子達もやりたいと言って、音楽を流してあげたら、みんなで楽しんでいました。チャイニーズニューイヤーの会が終わった後も、自由遊びの時間に布や木切れを持って踊っています。小さい子供達も真似して、とても上手になりました。
最後に、「Money God」「お金の神様」も登場してアンパオをもらいながらびっくりしたり、喜んだりでしたね。今年は、私のダンナにお願いしました。Money Godの歌もみんな上手になりましたよ。小さい子達の模倣力は素晴らしいです。
そして、チャイニーズニューイヤーの会が終わったら、今度はすぐ卒園の会の準備に入りました。チャイニーズニューイヤーの会をみんなで助け合って作り上げた彼らなので、今度も一生懸命頑張っています。
例年素晴しいと思うことは、卒園児達はもちろんのこと、小さい子供達が一生懸命お兄さん、お姉さん達のために頑張ってくれることです。出番も、小さいうさぎさんやくまくんになって歌ったり贈る言葉を言い、プレゼントを渡してくれる。そうやって卒園児達がすることをよく見ています。年中さん達は「次は自分の番」と静かに待っているようです。
そして、卒園児たちにとって、「ナニアの歌」には、いろいろな思いがあるようです。初めて紹介した時、「涙が出そう」と言っていました。小さいお友達にやさしくしてくれたり、さまざまな行事を中心になって盛り上げてくれた彼らです。たくさんのことが思い出されて胸が一杯になります。当日は、自分たちが一緒に作り上げたものを発表し、それが大切な締めくくりになり、彼らの力になってナニアを巣立っていって欲しいと願っています。日本に帰国するお友達とのお別れ、学校という新しい所へ行くという喜びと同時に不安などもたくさんあると思います。励ましてあげてください。
小さい子供達には、当日登園する時、今日は、お兄さんお姉さん達を送り出してあげる大切な会であることを話して励ましてあげて下さい。
卒園の会プログラム
2018年3月8日(木)
9:00~9:30 自由遊び、おやつ
9:30~9:45 片付け、トイレ
卒園の会
※卒園児のお父様、お母様方は、9時40分までにお集まり下さい。
第一部(全員)9:50~10:50
✾全員のあいさつ
✾在園児からの言葉
✾卒園児からの言葉
✾卒園児の発表
・ 劇 「うさぎの姉妹とくまの兄弟」の話(小さい子供たちも少し参加します。)
・ 合奏 自分達で作った、たいこ、マラカス、鈴で「カエルの歌」(日本語と中国語)とラササヤンを合奏
・ 年長児クラスから
§ 「あいうえおの詩」「I am a star」
§ 「リズムであいうえお」「ABCの歌」
・ ナニアの歌、両親、保育者への感謝の言葉
✾それぞれの卒園児のお話
キャンドルをつけながら、一人一人の子供たちのお話をします。(お父さん・お母さんへの歌)⇒ 今年は卒園児が13人と多いので、長くなると小さい子達が集中しにくくなるため、ここでは、お話を簡潔にします。そして第二部で補いたいと思います。)
✾プレゼント
卒園児へ
・ 卒園証書+カード
・ 在園児からの絵の本
・ 卒園制作の織り物
・ ノーム
・ ノームのバック(色はそれぞれが選びました)
・ 4枚かばん紹介
・ 卒園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾帰国する子供達紹介
10:50~11:00 トイレ+水飲み
11:00 在園児降園
第二部(卒園児)11:10~11:40
✾在園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾保育者、保護者の皆様から一言(インフォーマルに思い出話などしましょう。)
11:40~12:00 各先生たちへのあいさつ回り、昼食の準備、写真撮りなど
12:00 昼食
13:00 卒園児降園
※この日、かばんは必要ありません。
卒園児のお母様方が、ナニアと在園児一人一人にプレゼントを作って下さっているということをお聞きしました。ありがとうございます。皆が大喜びする顔が目に見えるようです。ナニアでずっと大切に致します。
又、在園児のお母様方も卒園児のお母様方へ一生懸命プレゼントを作られています。このお別れする方へのアルバム作りは、13年ぐらい前にお母様方の案で始まりました。私がお願いした訳ではないのです。最初は、卒園児にだけ作られて、途中、お別れする方には、写真フレーム(全体写真で)だけ送られていたのですが、それも変わって、今では、お別れする方全員に、アルバムを作られているのですね。本当に素晴しいと思います。
もちろん、作業は大変でしょうけど、いただかれる方皆様とても喜ばれています。そして何よりも、たくさんの方々の心、喜びの気持ちがこもったプレゼントは、同じ時期一緒にペナンで過ごしたやさしい思い出として、そして、これからのつながりとして、ずっと大切な宝物となることでしょう。別れた子供たちの笑顔、思い出がずっとナニアに、そして、我々保育者の心の中に存在するように。
皆様方のお気持ちに心から感謝致します。
先日ペナン日本人学校の中二の生徒さん達9名、そして担当の先生と教頭先生も来園して下さいました。生徒さん達は、おもちゃを作ってきて一緒に遊んで下さって、子供達は、大喜びしていました。快くおやつの手伝い、机の片付けなどもして下さって、明るく元気一杯でやさしいお兄さん、お姉さん達は、素敵に輝いていました。チャイニーズニューイヤーの踊りや大なわ、歌遊びも一緒にやって下さったんです。子供達は、本当に嬉しかったようです。中には、二人卒園児のお兄さん達がいらっしゃって、とても懐かしく思いました。
子供達は、お別れした後、お兄さんお姉さん達のスクールバスが見えなくなるまで、「だいすき~」「またきてね~」と手を振っていました。
たくさんの子供達とお別れする季節。ずっとやさしい時間が続きそうな中にいるのに、一日一日があまりにも早く過ぎていく現実。子供達を「大好き」しながら、「心と心はずっとつながっているよ」「20歳になったら帰ってきてね」と言うことで、今が本当にずっと続いていってくれるように思えて、自分が励まされています。
そんな中、今年は、本当に大人になった子達が帰ってきてくれます。3月5日(月)にナニアを訪ねてくれるのは、ナニア第一期生(1997年に通ってくれました)の橋本健君(24歳)。20年振りの再会です。そして、もう一人は、3月14日(水)に来てくれる南條英理さん(22歳)。2002年に卒園し、2年前にナニアを訪ねてくれました。この3月に卒業後、幼稚園の先生になるという彼女は、いつかナニアで働きたいと言ってくれています。小さかった健君がどんなお兄さんになっているのだろうと想像しながら、英理さんと一緒にお仕事できる日を夢見ながら、今、お別れする子供達とも、ずっとずっとつながっていたいと願っています。
豆まきで蒔いた大豆からたくさん芽が出てきました。枝豆ができるのを楽しみにしているところです。
タイプーサン見学の日、子供達は、神様の絵や、にぎやかな音楽、インド人の人達の衣装、ミルクを入れる銀の容器などを持った人を見て感激していました。
カエル君は子供達の人気者。先日二ひき目を見つけた彼ら。でも草の中にいたので、呼びかけようとして必死に「カエルの歌」を歌っていました。そうすればカエル君とコミュニケーションがとれて出てきてくれると思ったのでしょう。
草むらをのぞき込むようにして、7、8人一生懸命歌う姿は、本当に微笑ましかったです。