News / Nunn Road / 2019 / January 2019

明けましておめでとうございます。

　長いお休みを終えて、新しい年を迎え、子供達は元気な笑顔で帰ってきてくれました。皆様、良いお年を迎えられたことでしょう。

　昨年末は、インフルエンザが流行って、たくさんの子供達が苦しい思いをしたので、新年の彼らの笑顔は、本当に嬉しかったです。2日からの週は、25人前後で過ごしたのですが、二週目は、みんな帰ってきてくれました。でも、毎日1人、2人とお休みがあり、みんなで“はやく元気になってね”と、たくさんお祈りしました。

　現在ナニアで、インフルエンザにかかっている子はいませんが、もし、御家族でどなたか、かかられている時も御連絡いただけますか。保健所の方から、そういう時は、特別その子の健康観察をして、気を付けてあげるようにと、言われていますので。

　昨年末の4日間は、スタッフ全員出勤して、大掃除、おもちゃの日光消毒、布の染め直しなどをしました。新年になって、帰ってきた子達は、“チャイニーズニューイヤーの飾りきれい”“ここが変わっている”“あの色がきれいになった”と喜んでくれたのでとても嬉しかったです。

　今年はチャイニーズニューイヤーの会が、2月1日と、早いので、すぐCNYの練習を始めて、トントトチャン、トントトチャンと歌ったり踊ったりしています。それと同時に、年長さん達は卒園の会の準備も始めました。みんな意欲的です。

1月2月3月は、あっと言う間に過ぎてしまいます。一日一日を大切に過ごし、それぞれが、思い出に残る締めくくりをして、欲しいと思います。そして3月、年長さん達、帰国する子供達は、やさしい思い出と共に新しい出発をし、ナニアで次のクラスになる子達は、新しい出会いを楽しみに、今を頑張って欲しいと思います。

今年もみんなで助け合って学び合い、笑顔一杯の一年でありますように。

たくさんの子供達が、前向きに、笑顔で過ごせる世界になりますように。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

チャイニーズニューイヤーの会御案内

　中国系マレーシア人の人たちにとって、中国正月は最も大切な行事です。大みそかの夜は、Reunion Dinner（リユーニオンディナー）といって、家族みんなで食事をします。（steam boatスティームボートをする家が多いです。）夜もふけ、真夜中になると天から降りてくる神々を迎える準備をします。家の門をあけ、すさまじい音の爆竹が打ち鳴らされます。そして、お正月は、親戚回りをし、赤い袋に入ったお年玉（アンパオ）を子供達、独身者にあげ、みんなで今年一年の幸せを願います。私の主人も親戚が多く、毎年、一日半かけて全部回っているんです。

　ナニアの子供達もこの会が大好きで、歌や踊り、たいこの練習と、一生懸命頑張っています。みんなで楽しくチャイニーズニューイヤーの会をお祝いして、今年一年の幸せを一緒に願いたいと思います。

リボンコエ（中国正月のお菓子）作りは、1月29日（火）に予定しています。大きい子がハサミで切れ目を入れ、みんなでそれを引っ繰り返します。そして、キッチンスタッフが油で揚げます。数日前に折り紙で練習します。当日、御賞味下さい。

先日、日本の田中さんからお電話いただき、12月に、元気な女の子が生まれられたそうです。子供達も大喜びで、あすみちゃんとの再会を楽しみにしているところです。

クイカッペ作りには、13家族の参加で、楽しい時間を過ごされました。中には2回目、3回目という方がいらっしゃって、焼く要領のいいこと。新しい方も、すぐ上手になられましたよ。その横で、子供さん達は焼きたてのクイカッペを折る役、“熱い、熱い”と言いながらも、上手に折っていました。

御夫婦で、チームワークよく焼かれたり、お母さん一人で子供さんと来られた方は、一人でテキパキ焼かれていて、“すごい！”の一言でした。

皆さんの笑顔を見ながら、とっても嬉しかったです。今年来られなかった方も、是非来年御参加下さい。楽しいですよ〜。

日本の伝統行事の豆まきの“鬼”とチャイニーズニューイヤーのお話に出てくる“ニエン”のあり方が、暖かい春を待つ、病気や不幸を追い払い、幸せを迎えるという意味でよく似ています。まいた大豆から芽が出、新しい命のお祝いであるイースターに続くように、子供達は一年のリズムを身を持って体験することができます。

豆まきの日は、それぞれが作ったお面と箱を持ち帰ります。今回も、大豆は入れないで箱だけにします。よく考えたら、豆まきする所がコンドでは難しいですものね。箱の中に少し草が入っていたら、それは、豆まきした後、豆拾いをしたからです。例年よく拾っています。土、草の上に落ちた豆は“宝物”のように見えるのでしょう。今年の鬼さん達は、それぞれ独特ですごい鬼さんの顔です。豆は畑に蒔いて今年も枝豆を育てようと思っています。

「鬼は外～～　福は内～～」

「Sickness Sadness Outside! Happiness Inside!」　

私事

私は、二週間前の大晦日の日に、シャワールームから出た所で転んでしまいました。咄嗟に“頭と腰を打ったらいけない”と思って体を支えたので、左足の薬指と小指を捻挫してしまいました。“どうしよう、チャイニーズニューイヤーの踊りが踊れな〜い”というつらい思いで新年を迎えたのです。

1月2日は、左足は腫れがひどく、はく靴がなかったので、くつ下の上にビニール袋を巻いて出勤しました。どうしてもすぐチャイニーズニューイヤーの練習を始めたかったので、片足で踊ったら、子供達はそれを真似してしまい、“小さい子の模倣はすごい”と改めて思いました。最初の週は動きにくかったのですが、子供達がいすや荷物を持ってくれて心配してくれたんです。本当にやさしいです。

　二週後の今は、ほとんど普通に歩けるようになり、腫れも少しになりました。転んだ時は、気を付けなかったことを後悔し、自分を責めたのですが、大したけがでなかった今、ある意味転んで良かったとも思います。今、すごく気を付けるようになったからです。

それから漢方医の薬にもとても助けられました。飲み始めたら、どんどん腫れがひいていったんです。私は、30年前から、西洋医学に頼ることを止め、自然治療、漢方薬に切り替えました。20代までは、病気になったら、すぐ西洋医学に頼り、一つ治っても又次に違う病気になるということを繰り返して苦しかったからです。でも30代になってから、病気になることがほとんどなくなり、なっても“免疫作りのために大切なこと”と熱や風邪と向かい合い、ガーリックジンジャーdrinkを飲んだり、気功をしたりします。

だんだん年齢を重ねてきているので、気を付けなければ、いけないことは、たくさんあります。

お若い皆様方も、睡眠を十分とって、お体大切になさって下さい。