News / Nunn Road / 2015 / June 2015
マレーシアでのランタン祭りは、中秋の名月(ムーンケーキフェスティバル)と兼ねて9月に行われます。ナニアでは、マレーシアのランタン祭りと日本の夏祭りを一緒にしたような形の「ランタン祭り」を7月に行なっています。
この日、子供たちは、朝、だんご作りをし、夜、集まって歌ったり踊ったり自分たちで作ったものを食べたりと、楽しく過ごします。又ランタンWalkでは、自分たちで作ったランタンに火が灯されます。
「Mr. Candle」と、子供たちから呼ばれているローソクは、一日の終わりのお話の時間やお誕生会、お別れ会で使われ、子供たちを自然にひきつけています。彼らにとって地上の火は精神界の光と深く関係を持っています。そして、「お日様」「お星様」「お月様」「神様」など、天上のものとも深くかかわっています。うす暗くなった中で灯されるランタンの火と一緒に歌い歩きながら、天上のもの、自然界のものとつながりが持てる経験をして欲しいというのも、このランタン祭りのねらいです。
ランタン祭りのご案内
日時:2015年7月23日(木)6時半より(夕食後集合)
* 時間厳守でお願いします
* 発表は6時半からですので、6時20分には必ずご集合ください。
場所:ナニアの庭(雨天:室内)
* 駐車はナニアの前のChe Hoon Khor Moral Uplifting Societyの駐車場を借りていますので、そこにご駐車ください。
プログラム
(昼)
平常通り
* 7月24日(金)行事の振替でお休み
* ランタンWalkで、ナニアの庭だけでなく、家の外回りを歩くことも考えています。天候にもよりますが、もし、家の外を歩く時は、お父様、お母様方にお子様と一緒に歩いていただきます。その時、お子様の安全管理も、どうぞよろしくお願い致します。(もし、お父様が不参加で、園児以外の小さいお子様がいらっしゃる方はお知らせ下さい。)
* 夜の行事で薄暗くなると足元が見えにくくなります。危険ですので木登りはなしにしたいと思いますので、よろしくお願い致します。小学生のお兄さん、お姉さん達は各ご家庭でお願い致します。
(夜)
6:30~6:50 子供たちの発表
* あいさつ、ランタンの詩、歌
6:50~7:00 年長さん達による福建語の詩
* ランタン祭りの頃、中国系の人たちは月を見ながら、詩を歌って楽しんだそうです。その詩をご紹介します。
盆踊り
* お母様方、お父様方も一緒に踊って下さい。
7:00~7:30 スナック
* おだんご、バナナ、キャロットケーキ、フルーツ
* 子供たちは座って食前の言葉を言います。人数が多いため、お母様方にそれぞれのお子さんのおやつを取っていただけたらと思います。小さいお子さんがいらっしゃる方は、スタッフがお手伝い致します。
* 飲み物はナニアでも用意しますが、各ご家庭でもご持参ください。
7:30~7:45 ランタンWalk
* 子供たちは、英語、日本語、中国語でランタンの歌の練習をしています。みんなで一緒に歌いながら庭を二周します。
* 約50人の子供達のランタンWalkがスムーズに行くため、大人の見学場所をXXXの部分と木の家だけにしましたのでよろしくお願いします。
7:45頃Goodbyesong
* この後、子供たちはそれぞれのランタンをもらって帰宅します。おやすみなさい。
園から家に持って帰るクレヨン画、ペィンティングのもの、いろいろな作品は、全部子供達が自分でやったものです。私たち保育者は、声かけをして励ましますが、作品のお絵描きなど手伝うことは一切しません。
特に3~6才児のクレヨン画は、子供達の内的な成長を表します。園に慣れ、お友達と遊び、いろいろな活動が楽しくできるようになる中、クレヨン画もだんだん変わっていきます。
· 園では、お絵描きはしたい時にいつでもできるようにしています。ご家庭でも、常に用紙やクレヨンを用意しておいてあげてください。
· 成長は個々人違います。彼らの描く絵に、「どうして○○を描かないのか」とか、「こんな風に描きなさい」というコメントやアドバイスはマイナス効果になります。大人の真似をして描くのは7才から。6才までは自由にのびのびと自分を表現することが大切です。描き終わったら、ほめてあげるだけでいいのです。
· 精神界に近い小さい子供達の描く絵は、自由でのびのびとしていて、ワンパターンになりがちな大人の絵とは全く違います。
下記にどのようにクレヨン画が変わっていくか簡単にお知らせします。ただ、成長はそれぞれ違います。下記に書くことは一般的なことです。
§ 2才ぐらいからお絵描きを始めます
いろいろななぐりがき、37種類ぐらいあります
§ 3才
· 大体、渦巻きは外側から内側に向かいます。精神界から地上に降りて来ることを表し、(点々の集まり)この点は精神界の精神達。
· 真ん中に描かれているものは「自分」。
· 立ったり歩いたりできるようになったので、クロスが描かれます。
· バランスを取って色々なことを頑張っていることを示します。
· 周りの環境にオープンになった頃、このような絵を描きます。
§ 人: 成長は頭から始まるので子供達の絵も頭から描かれます
· 手先がよく動くようになり、器用になってきた5才児ぐらいから、手を描き始めます。
· 6才児になると人間の首が現れます。
§ 4~5才
· 助骨が育ってきていることを示します。
· この頃から、こういう「レインボー・カーテン」を描き始めます。成長が胸部に行き、呼吸が整ってきて、リズミカルにいろいろなことができるようになります。このレインボー・カーテンを描く時、子供達は楽しそうにお話しながら、リズミカルに手を動かし、色合いもとてもきれいです。
とてもさみしい7月です
5人の子供達とお別れする7月。いずれは帰国されるとわかっていても、いざその日が来ると本当にさみしいものです。そんな中、子供達は本当に素晴らしいです。今その瞬間を生きている彼らは、今まで以上に仲良く、元気一杯輝く笑顔で毎日を過ごしています。以前お別れした子供達とのやさしい思い出がずっとナニアに、私達の心の中にあるように、彼らのこの天使の笑顔はずっと皆の胸に存在し、ずっとずっとつながり合って皆の成長を助けてくれると信じています。
*お別れアルバム、本当にありがとうございます。皆様とても喜ばれています。
運動会やKLへ出発前、いろいろ皆様方にご心配をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。治りかけでKLに行き、着いた日、間違いでホテルの喫煙ルームに宿泊して症状が悪化したり、会場がエアコンの効き過ぎでとても寒く大変だったのですが、この時も、周りの人に助けられて、自分のワークショップの時間は咳き込むことなく、話をすることができました。
私のワークショップは、一番人数が多く、180名でした。ほとんどがKLの人、ペナンからも20人ぐらい、そして、香港、中国からの参加者もいました。幼稚園の先生達、施設で働く人、保護者の方などです。皆さん一生懸命で、話しの前も後も、トイレに行こうと歩いている時も質問攻めでした。理論に交えて、ナニアの実践の話をすると、とても喜ばれました。
そして、帰ってきて、子供達が、「純子先生、おかえりなさい」と言ってくれて、本当に嬉しかったです。以前、咳込み過ぎて、最近まで助骨の周りの筋肉が痛かったのですが、子供達は、すぐお祈りしてくれたり、痛い所に手をあててくれたりしました。お蔭様で、現在、完治しました。