News / Nunn Road / 2004 / No.J119 18th Mar 2004

　卒園の会も無事終わり　１１人の卒園児たちが立派にナニアから巣立ってくれました。

　生き生きと一生懸命たくさんの発表をした卒園児たち、そしてお兄さんお姉さんたちのために長い１時間１５分をよく頑張ってくれた在園児たち、又、卒園時 のお母様方からのナニアへそして一人一人の在園児への心のこもった素敵な贈り物、在園児のお母様方から卒園児への思い出に残る素晴らしい贈り物と、６人の お父様方も温かく見守って下さり、みんなの心が力が一つになって心に残る卒園の会ができましたこと、感謝の気持ちで一杯です。
　立派な締めくくりをしてくれた卒園児たちは、これから新しい学校という場でたくさんの出会い、経験をしながらそれぞれが自分らしく生き生きとがんばっていってくれることでしょう。
　そして、残る在園児たちもこれからそれぞれが一つずつ大きくなります。今年もみんなで助け合い励まし合って楽しいナニアでの一年になって欲しいと願っています。

＝４月の行事予定＝

３月２２日～２８日	春休み
２９日（月）	新学年スタート
４月　　９日（金）	イースターのお祝い
２５日（日）	運動会
２６日（月）	振替休日

＜＜４月９日（金）イースターのお祝いをします＞＞
　この日は、大地から新芽が出、卵からひなが生まれるという命のよみがえりを祝う日です。卵を隠すのにうさぎがよく使われますが、それは菜食であることや 自らを犠牲にして仲間を助けるといううさぎの特質を表しているようです。この日、人形劇をするテーブルの上に草花やうさぎ、ひよこ、卵などでイースター ガーデンを作ります。イースターのお話（人形劇）を聞いた後、子供たちはゆで卵をクレヨンで飾りつけアルミフォイルで包みます。そしてもう準備してある小 さな卵と一緒にお母さんうさぎが全部の卵を庭に隠します。そして子供たちがエッグハンティングをします。

～　大切な経験　～
　卒園の会一週間前に、一年ぶりに風邪を引き、こじらせないように気を付けていたのですが、日に日に悪くなってしまいました。そんな中で、”子供たちに風 邪を移したらどうしよう”　“声が出なくて卒園児のお話ができなかったらどうしよう”　“準備もまだ残っているし・・・”　と気にしはじめたら焦るばかり で悪循環。でも子供たちは、毎日首に巻いているスカーフがいらなくなるように励ましてくれて、当日は誰も風邪を引かないでみんな元気に参加してくれまし た。フィオン先生もいつも以上に子供たちをリードしてくださいました。又、元気のない私の声を心配してくださったお母様方に“大丈夫。自然にやってくださ い”と助言をいただきながら学んだことがあります。

　人生には、こうなって欲しいと思いつつもそうはいかないことがたくさんあります。今回の自分のようになんでこんな大切な時によりによって・・・となって しまうことも多々あるはずです。そうなった時は、なんて悪いタイミングなんだろうと思いました。でも、卒園の会を終った今では、“そうではないんだ。あの 経験は自分が一瞬一瞬を大切に生き回りにいる人、子供たちに正直に接すると、スムーズに進んだ場合よりもたくさんのことを学ぶことができる”　ということ を教えてくれたように思えます。お陰様で、卒園の会当日は信じられないくらい元気になれました。あの日、小さな空間の中で感じた大きな喜びをいつまでも大 切にしたいと思います。