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Harvest Festival(感謝祭)御案内

日時:2014年10月17日(金) 場所:ナニア園にて

両クラス一緒に感謝祭(日本語では“収穫”より“感謝”の方が子供たちに理解しやすいことより、このように呼んでいます。) に向けて、歌や詩など一生懸命練習しています。

 各行事では、それぞれの行事のテーマに合わせ、子供たちに学んで欲しいことを考え、歌や詩、踊りなどを選びます。今回は、食べ物の大切さ、そして食べ物を育てる自然界のもの、食べ物に関わっているたくさんの人たちへの感謝ということを目的としています。

プログラム

9:00~ 9:20 おやつのパン焼き

  大きい子供たちおやつ用のテーブル準備

9:20~ 9:30 トイレ

9:30~10:00 発表(Japaneseクラス)

10:05~10:35 発表(Englishクラス)

10:40~11:00 おやつ

11:00~11:15 人形劇

11:20     さようならの歌

  お花のプレゼント

11:30  降園(お母様方と子供たち一緒に)

“お弁当day”の日は、アンティージャネットが、おにぎり弁当を作ってくれます。そして子供たちは、お財布とお金を作って買い物をし、外でピクニックランチにします。現在お金を作っているのですが、大きい子供たちは特にお財布がパンパンになるぐらい作っている子もいます。“先生たちに買ってあげる!”と言いながら・・・。

ムーンケーキ祭りのお話

昔、10個の太陽が一度に出て来て、あまりにも暑くて人々は病気になって苦しんでいました。そんな中Chang Erという弓矢の名人が、9個の太陽を射落として、人々を救いました。そして神様からそのほうびとして、永遠に生き続けることができる薬をもらって飲み、月に行った所、月はとても寒かったので咳と共にその薬を吐き出しました。その後、Chang Erは、その薬を小さく粉にして、地球上にばらまいたら、たくさんの人々が幸せになれると思いました。そこへ寄ってきた親切なうさぎさんに、お願いして粉にしてもらい地球上にばらまきました。それで地球上では、今でも薬草が育ち、それで人々の健康を維持することができるということです。

(中秋の名月にちなんだお話はいろいろあります。上記のものは、その中から選んだり付け加えたりして子供たちにわかりやすいようにして、ナニアで使っているものです)

このお話の後、ナニアの黒い“まほうの薬”やスイカの種の薬が、うさぎさんが粉にしてくれたお薬からできているのではと、みんなで話し合いました。“お月様の中で、お仕事しているうさぎさんを見た。”と、話してくれる子もたくさんいました。☺

※今年も、子供たちとムーンケーキ作りをしました。年長さんたちは、中のあんこを丸めることもし、できたムーンケーキのパッキングは、一人一人全員でしました。みんな一生懸命やってできたムーンケーキは、とてもおいしかったので本当に嬉しかったです。それから、庭に咲く青い花“butterfly pea”や“pandan”leafで青色や黄緑色をつけたのですが、それも頑張って集めてくれましたよ。

ナニアのムーンケーキのレシピです。

(粉やあんこはムーンケーキ祭りの時期だけ購入できるようです)

〈材料〉

水  300ml

油  40g

Icing sugar150g

Koh Fun (cooked glutinous rice flour) 200g

White lotus paste(あんこ)1袋

(Less sugar)

  粉と砂糖を混ぜたものに油を入れ、色水を混ぜ合わせます。(Blue flowerは煮て色を出していますが、pandan leafは、ミキサーでつぶしただけです)

  上記のものをうすく伸ばしてあんこを包み、型に入れて冷蔵庫で冷やすだけです。☺

ランタン作りも全部子供たちがしました。ひもは、年長さんが中心になって、くさり編みをして作ってくれました。一つ一つの準備が、行事を待つ楽しみになります。ランタンの色も自分で選びました。

ピーナッツを9月初めに収穫して、お昼に食べました。少しずつでしたが、おいしかったです。収穫した後も、畑に残っていたピーナッツからまた芽が出始めています。写真のものは、ピーナッツの殻がくっついているのですが、見えますか。(写真中央より少し下)

25日(木)うさぎさんのつめ切りとシャワーをしました。三羽いるのですが、とても大きいので、今回は完全武装でやったら、結構気持ち良さそうにしていてくれました。☺

子供たちも、“気持ちよさそうだね。”“おりこうだね。”と喜んでいました。

みんなで感謝祭の歌や詩の練習をしているのですが、最近、年長・年中さんが中心になって、“先生たちはしなくてもいい。自分たちでするから。”と言って、全部自分たちでやれたのです。もちろん、英語や中国語の歌は、まだわからない所もあるのですが、年少さんまで一緒になって、私たちの助けなしにできたのには、本当に感動しました。

長い休みが終わって、帰ってきた子供たち。9月になって、もっとみんな仲良くなっています。お友だち同士の会話もはずみ、遊ぶ時、お絵描き、工作など、みんな意欲的に楽しそうにやっていますよ。座りたい席に座れないで困っている小さい子がいると、何人かがその子の回りに集まり、“どこの席に座りたいの”とやさしく聞いてくれたり、必ずボランティアさん達の手が上がって、彼らの中で解決できるのです。

 ノームさんにお祈りしたり、迷子になったありさんを心配してくれるのも上手ですよ。けんかをしたり、叱られたりすることも大切です。

 先日は、こんなこともありました。私がダイニングルームで年長のお兄さんたちを注意している時、トイレ帰りの年少の男の子たちが、私の後ろで“純子先生。カッコイイ!”とつぶやいて保育室に、帰っていったのです。ふき出しそうでしたけど☺ そして、注意された年長さん達も、その後は、又上手にお兄さん役をしてくれました。

 私は、18年この仕事をしていますが、年を重ねる毎に、この3才〰6才児の子供たちと過ごす時間が幸せで本当にありがたいと思います。それぞれが個性的で素晴しいものをたくさん持っているからです。その子供たちが、助け合い、けんかをして学び合い、苦手な面を克服して自分らしさをたくさん出して、生き生きと過ごしてくれることが生きがいなのです。

7月に3人で始まった分園も、9月10人になりました。やさしい空間で、みんな仲良く助け合って過ごしています。9月5日に、ムーンケーキ祭りのフェステバルを行ったのですが、初めて会った保護者の方たちから“分園を作ってくれてありがとう。”と言われ、とても嬉しく思いました。

  

  

  

  

 



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