News / Nunn Road / 2021 / April 2021
新しいクラスになって、一か月が過ぎました。今年は年長さんの人数が少なく、年中、年少+年少々さんの人数が多いクラスです。
年長2+3 年中6+4 年少2+6 年少々0+2(男+女)計25人でスタートしました。
最初は、小さい子たちが園のリズムに慣れるのが大変でしたが、繰り返しやっていく中、最近では小さい子達も結構自分のことができるよ
うになりました。遊ぶこと、お歌が大好きです。もめたら、大泣き、大きい子たちがすぐティッシュを持って来てくれます。
そして、年中さんたちが日に日に大きくなっています。先日、母の日のお花作りをしたのですが、結構難しい折り紙ができるようになったので、びっくりしました。お片付けや着替えなども上手です。お友達とよく遊び、ちょっかいを出したり、もめ事があったりしても、話し合いができ、ごめんなさいや大好きで解決することができます。
年長さんたちは、5人が仲良くクラスの中心になって頑張っています。年長児クラス、クラフトクラス、織物、縄跳びと新しいことがたくさんあるのですが、何でも意欲的に取り組んでくれます。母の日のお花作りを自分たちがやった次の日、年中さんたちに紹介しました。そしたら、年長さんたちが、自ら“先生”になって教えてくれましたよ。小さい子達でもめ事があったら、小さい子は、年長さんに報告に行ったりします。頼りになる存在です。
新しい命のお祝い(イースター)
先週23日(金)新しい命のお祝いをしました。不思議なことに例年(MCOの昨年を除いて)この時期には、自然界の神秘的な命の誕生を
経験することができます。今年は、庭の池の上に作られた鳥の巣から始まりました。お母さん鳥が卵を暖め(母鳥はすごいです。近くに行
っても動きません)ひな鳥が生まれ育っていく様子をずっと観察する
ことができたんです。最後の巣を出て羽ばたく瞬間だけは、昼食時だ
ったので見逃したのですが、その直前の様子は外遊びの時に見ることができました。まだ小さいので遊びに夢中だった子もいましたが、、でも、お話してあげたら、庭で鳥を見るたび “あの鳥さんたちだ。元気でね。”と手を振っていますよ。その他、カエルの親子や池の中にオタマジャクシがたくさん生まれたのも見て大喜びしていました。
当日は、登園したらまず卵に絵を描きました。卵を手に持って描くということは難しいのですが、みんな一生懸命やっていました。床に落とした子は、一人もいませんでしたよ。
その後、人形劇を見て庭で卵探しをしました。雨が気になっていたのですが、幸い天候に恵まれてみんな大喜びで庭中探しましたよ。こういう時は、最初に年少、年少々さんを庭に出してあげ、そして年中、年長と続きます。文句を言う子は一人もいません。小さい子は助けてあげないといけないということは、よくわかっています。庭中卵を探し回る子達を追いかけて、必死で写真を撮りました。でも、動く子たちがあまりにも早いので、全員の子達を平等に撮れていないかもしれません。ごめんなさい。
中に入って、パッキングをしたのですが、小さい“卵”を数えることを助けてくれたのは、年長さんたちです。最後に10個ずつ入ったバスケットをきれいに並べて、数の勉強になりました。ちなみに持ち帰った卵(大きいのも小さいのも)は、庭で探した卵ではなく、別個に用意しておいた土などに当たってない卵です。
人形劇のお話
あるお天気のいい日に、女の子がお庭をお散歩しているとキャタピラー君に出会いました。二人はとっても仲良しになって楽しくお話ししました。次の日もまた次の日も楽しい時間を過ごしました。でもその次の日に女の子が会いに行ったら、キャタピラー君は動きません。女の子は心配して次の日、薬を持ってくると約束しました。そして薬を持って会いに行ったら何か硬いものがあるだけでキャタピラー君の姿は見えません。女の子は、悲しくなってとぼとぼとお家に帰りました。
次の日こそキャタピラー君に会えますようにと祈りながら行ったら、今度は固いものが割れて庭に落ちていました。女の子は、“キャタピラー君、キャタピラー君”と泣きながら探しているとノームさんに出会いました。ノームさんは、今来た道を帰っていくと大切なお友達に出会うと教えてくれました。帰っていったら、うさぎさんに出会いました。うさぎさんは、きれいなお庭に連れて行ってくれました。そこで女の子は、きれいなちょうちょさんに出会いました。どこかで会ったことがあるようです。うさぎさんが、キャタピラー君がちょうちょになって、いつも会えるようになったと教えてくれました。そして、女の子とちょうちょさんは、そのきれいなお庭でずっと楽しく踊りました。 おしまい