News / Nunn Road / 2013 / February 2013

中国正月の会、大変お世話になりました。みんなチャイニーズの洋服を着て来てくれて、会が盛り上がり、中国語の歌もたくさん歌えました。人形劇の時も、人形たちと歌ってくれて、みんなで一緒に作り上げた会になって、とても嬉しく思いました。


いすのたいこをたたく時、お友だちが“大きいいすがいい。”と言って困っていたら、何人かの子供たちが代わってくれましたね。“代わってあげなさい。”と言われたら、“いやだ。”と言う子供たちも、“困ったな。誰か代わってくれる人いませんか。”と聞かれたら、“ぼくが代わってあげる。”と進んでやってくれます。そして“○○君(○○ちゃん)ありがとうね。”と言われることを誇りに思う彼らです。自らの自由意志で動けるようにすると、彼らは、喜んで動きます。あの日代わってもらったお友だちも、もし、自分が大きいいすを持っていたら、“ぼくが代わってあげる。”と言って代わってくれるのですよ。これが小さい子供たちの世界です。

そして、卒園の会に向けて練習を始めました。今年は、あいりちゃんの卒園の会を1月に体験したので、みんなどんどん歌って頑張っています。9人の年長さんたちは、残り少ないナニアでの生活を思いっきり楽しんでいるようで、小さい子のお世話、進んでお手伝い、泥んこ遊び、年長児クラスなど生き生き取り組んでいます。小学生や中学生になったら、ナニアに帰ってきて小さい子のお世話をしてくれるそうです。そんな彼らと一緒に過ごしながら、いろいろなことが思い出されて、胸が一杯になります。当日は、自分たちが一緒に作り上げたものを、発表し、それが大切な締めくくりになり、彼らの力になってナニアを巣立っていって欲しいと願っています。日本に帰国するお友だちとのお別れ、学校という新しい所へ行くという喜びと同時に不安などもたくさんあると思います。励ましてあげて下さい。

年中さんたちは、年長さんたちがするのをよく見ていて、“次は自分たちの番”と静かに待っているようです。年長児クラスや年長さんたちの係りの仕事など、とても興味深そうに見ています。卒園児たちの劇のせりふもかなり覚えているようです。

小さい子供たちは、当日、お兄さん・お姉さんたちの発表を見ていることがほとんどで、ずっと席に着いていることがむずかしくなる子がいるかもしれません。どうしても途中で参加がむずかしくなった子は、Englishクラスで過ごすことも考えています。登園する時、今日は、お兄さん・お姉さんを送り出してあげる大切な会であることを話して、励ましてあげて下さい。

   

   



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