News / Nunn Road / 2017 / February 2017
先日のチャイニーズイヤーの会、大変お世話様になりました。この会が保護者の皆様全員でお祝いする今年最後のフェスティバル。今年もたくさんのお友達とお別れするので、心に残る会にして欲しいと願っていたのですが、その思い通り全員参加ですることができとても嬉しく思いました。
みんなで一生懸命お祈りしたら、会の前、お休みしていたさあやちゃんも帰ってくることができて、本当に良かったです。お休みしたお友達のことを心配して、心を込めてお祈りしてくれる子供達。お休みしていた子が帰ってきたら、大喜びしてくれる子供達。(長いホリディの前にお休みした子のことも覚えていて、ホリディ明けには「〇〇ちゃん、元気になって良かったねと」と言ってくれるんです。)ずっとずっと大好きなお友達を、やさしい思い出を、思いやりの心を大切にしていって欲しいと、チャイニーズニューイヤーの会をしながら願いました。
そして、今年はCNYが一月にあって準備も慌ただしかったのですが、みんな、歌もたいこもダンスも一生懸命頑張ってくれました。歌はマレーシアの人達が大切にしているものをたくさん選びました。そうすれば、いろいろな所でその曲に触れ、マレーシアの行事を身をもって体験できるからです。
年長さんのダンス「フォンエンファオグー」は、みんな大好きで、小さい子達からも人気があり、年長さんが一生懸命踊った後、必ず小さい子達もやりたいと言って、音楽を流してあげたら、みんなで楽しんでいました。CNYの休み明けにもまたやりたいと言ってきましたよ。来年はCNYが2月なので、もっと楽しむことでしょう。
最後に「Money God」、「お金の神様」も登場してアンパオをもらいながらびっくりしたり、喜んだりでしたね。彼はアンクルバランの弟さんで、分園でお仕事をしてくれています。
そしてCNYの会が終わったら、今度はすぐ卒園の会の準備に入りました。CNYの会をみんなで助け合って作り上げた彼らなので今度も一生懸命頑張っています。
例年素晴しいと思うことは、卒園児たちは、もちろんのこと、小さい子供達が一生懸命お兄さん、お姉さん達のために頑張ってくれることです。小さいうさぎさんやくまくんになって歌ったり、贈る言葉を言い、プレゼントを渡してくれる。そうやって卒園児達がすることをよく見ています。年中さんたちは、「次は自分の番」と静かに待っているようです。
そして、卒園児たちにとって、「ナニアの歌」には、いろいろな思いがあるようです。初めて紹介した時「涙が出そう」と言っていました。小さいお友だちにやさしくしてくれたり、さまざまな行事を中心になって盛り上げてくれた彼らです。たくさんのことが思い出されて胸が一杯になります。当日は、自分達が一緒に作り上げたものを発表し、それが大切な締めくくりになり、彼らの力になってナニアを巣立っていって欲しいと願っています。日本に帰国するお友達とのお別れ、学校という新しい所へ行くという喜びと同時に不安などもたくさんあると思います。励ましてあげてください。
小さい子供達には、当日登園する時、今日は、お兄さん、お姉さん達を送り出してあげる大切な会であることを話して励ましてあげて下さい。
卒園の会プログラム
2017年3月9日(木)
9:00~9:30 自由遊び、おやつ
9:30~9:45 片付け、トイレ
卒園の会
※卒園児のお父様、お母様方、9時40分までにお集まり下さい。
第一部(全員)9:50~10:50
✾全員のあいさつ
✾在園児からの言葉
✾卒園児からの言葉
✾卒園児の発表
・ 劇「うさぎの姉妹とくまの兄弟」の話(小さい子供たちも少し参加します。)
・ 合奏: 自分達で作った、たいこ、マラカス、鈴で「カエルの歌」(日本語と中国語)と「ラササヤン」を合奏
・ 年長児クラスから
§ 「あいうえおの詩」「I am a star」
§ 「リズムであいうえお」「ABCの歌」
・ ナニアの歌、両親、保育者への感謝の言葉
✾それぞれの卒園児のお話
キャンドルをつけながら、一人一人の子供たちのお話をします。(お父さん・お母さんへの歌)
✾プレゼント
卒園児へ
・ 卒園証書+カード
・ 在園児からの絵の本
・ 卒園制作の織り物
・ ノーム
・ ノームのバック
卒園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾帰国する子供達紹介
10:50~11:00 トイレ+水飲み
11:00 在園児降園
第二部(卒園児)11:10~11:40
✾在園児のお母様方からのプレゼント紹介
✾保育者、保護者の皆様から一言(インフォーマルに思い出話などしましょう。)
11:40~12:00 各先生達へのあいさつ回り、昼食の準備、写真撮りなど
12:00 昼食
13:00 卒園児降園
※この日、かばんは必要ありません。
卒園の会は、卒園児のお父様、お母様方の参加になっています。在園児のお母様方からのプレゼントは、第二部で私がご紹介いたします。
卒園児のお母様方が、ナニアと在園児一人一人にプレゼントを作って下さっているということをお聞きしました。ありがとうございます。皆が大喜びする顔が目に見えるようです。ナニアでずっと大切に致します。
又、在園児のお母様方も卒園児のお母様方へ一生懸命プレゼントを作られています。このお別れする方へのアルバム作りは、10年ぐらい前に(もっと前かもしれません)お母様方の案で始まりました。私がお願いした訳では、ないのです。最初は、卒園児にだけ作られて、途中、お別れする方には、写真フレーム(全体写真で)だけ贈られていたのですが、それも変わって、今では、お別れする方全員にアルバムを作られているのですね。本当に素晴しいと思います。
もちろん、作業は大変でしょうけど、いただかれる方皆様、とても喜ばれています。そして何よりも、たくさんの方々の心、喜びの気持ちがこもったプレゼントは、同じ時期一緒にペナンで過ごしたやさしい思い出として、そして、これからのつながりとして、ずっと大切な宝物となることでしょう。別れた子供達の笑顔、思い出がずっとナニアに、そして、我々保育者の心の中に存在するように、皆様方のお気持ちに心から感謝致します。
先日ペナン日本人学校の中二の生徒さんたち17名、そして担当の先生と校長先生も来園して下さいました。生徒さん達は、おもちゃを作ってきて一緒に遊んでくださって、子供達は大喜びしていました。快くおやつの手伝い、机の片づけなどもして下さって、明るく元気一杯でやさしいお兄さん、お姉さん達は、素敵に輝いていました。グーチョキパーの歌遊びもやってくださったんです。子供達は本当に嬉しかったようです。中には、在園、卒園児のお姉さん達や、二人、ナニアを卒園したお兄さん達もいて、「ケーキがおいしかったです。木登りもしましたよ」などの思い出話に、8年、9年前のことが次々に思い出され、胸が一杯になりました。再会の喜びは生きていく力になります。
卒園児の先生たちのへの挨拶の言葉
Thank you very much for your guidance. (Cooking)
We will miss you. See you again.
豆まきで蒔いた大豆からたくさん芽が出てきました。枝豆ができるのを楽しみにしているところです。
タイプーサン見学の日、子供達は、神様の絵や、にぎやかな音楽、インド人の人達の衣装、ミルクを入れる銀の容器などを持った人を見て、感激していました。
カエルの親子3びきがJClassの前の水道管の中に住んでいるのをよく見かけます。水を流すと出てきて「こんにちは。」子供達は大喜びします。
サリー先生は2月12日(日)夕方、自宅のコンドの駐車場でバイクで転んで大けがをして、現在入院中です。(これを書いた後に、彼女は退院しました。でも3月にもう一度入院して肩の骨の手術をします。鋤骨がよくなってからでないと手術ができないからです。)鋤骨7本にひびが入り、肩の骨が骨折しました。みんなで毎日一生懸命お祈りしています。「チャイニーズニューイヤーの会の時、一生懸命お祈りしたらさあやちゃんが帰ってきてくれたので、サリー先生も一生懸命お祈りしたら、卒園の会に帰って来られる」と言いながら…。現在、ニコル先生にJクラスを手伝ってもらって、みんなで頑張っている所です。ご心配おかけしています。たくさんのお祈りありがとうございます。(ヘレン先生がキッチンを朝も助けてくれています。)
たくさんの子供達とお別れする季節。ずっとやさしい時間が続きそうな中にいるのに、一日一日があまりにも早く過ぎていく現実。そんな時、一通のメールが7年ぶりに届きました。
「どこで何をしていても、ずっと心がつながっていた」と書いてあったんです。
本当にそうだと思います。私はよく子供達に言います。「20歳になったら、バックパック背負って帰っておいで、先生泊めてあげるから」と。
先日年長さん達がその会話をしていましたよ。
片方 「20歳になったら帰ってくると信じている」
他方 「純子先生、元気かなあ」と、心配。
私 「もちろん元気!!」と、返事。
そしてみんなで大笑い!本当に帰ってきてくれると信じています。