News / Nunn Road / 2013 / January 2013

明けましておめでとうございます。

長いお休みを終えて、新しい年を迎え、子供たちは元気な笑顔で、帰ってきてくれました。皆様、良いお年を迎えられたことでしょう。

ナニアは、休み中、五日間かけて、チク城の修理(屋根がない木の家ですので、一年に一回大掛かりな修復をします)やEnglishクラスの床の貼り換え、そして全部の机の表面を機械で消毒して新しくニスを塗り替えました。その後、四日間かけて、みんなで大掃除をしました。布も全部取り外して染め直し、おもちゃを洗ったり、日光消毒をしたり、ナニアの家を隅々まで徹底的にきれいにしました。みんな汗びっしょりになって働き、少々疲れても家がだんだんきれいになり、お日様のやさしいにおいに包まれて、新学期喜んでくれるだろう子供たちの笑顔を想像しながら、幸せな気持ちになりました。

新しい年になって、今年はすぐ卒園の会の練習をし、11日が終わった後は、チャイニーズニューイヤーの会の練習に入りました。今回、中国語の歌が多いのですが、頭で覚える大人と違って、子供たちは体で覚えるので、繰り返す中、発音も上手に真似してすぐ歌えるようになるのです。太鼓や踊りの練習も楽しそうにやり、行事のテーブルにも飾りをつけて、チャイニーズニューイヤームードになりました。

今年も、みんな元気で幸せな一年でありますように、本年もどうぞよろしくお願い致します。

チャイニーズニューイヤーの会ご案内


中国系マレーシア人の人たちにとって、中国正月は最も大切な行事です。大みそかの夜は、Reunion Dinner(リユーニオンディナー)といって、家族みんなで食事をします。(steam boatスティームボートをする家が多いです。) 夜もふけ、真夜中になると天から降りてくる神々を迎える準備をします。家の門をあけ、すさまじい音の爆竹が打ち鳴らされます。そして、お正月は、親戚回りをし、赤い袋に入ったお年玉(アンパオ)を子供たち、独身者にあげ、みんなで今年一年の幸せを願います。私の主人も親戚が多く、毎年、一日半かけて全部回っているのです。

ナニアの子供たちもこの会が大好きで、歌や踊り、太鼓の練習と一生懸命頑張っています。みんなで楽しくチャイニーズニューイヤーの会をお祝いして、今年一年の幸せを一緒に願いたいと思います。

 

リボンコエ(中国正月のお菓子)作りは、2月5日(火)に予定しています。

大きい子がハサミで切れ目を入れ、小さい子たちがそれを引っ繰り返します。そして、キッチンスタッフが油で揚げます。折り紙を使って練習する予定です。当日、御賞味下さい。

豆まきの日は、それぞれが作ったお面と、大豆を箱に入れて(箱作りもしました)持って帰ります。子供たちは豆まきも楽しみますが、豆拾いも大好きです。言われないのに、例年長い時間拾い続けるのです。きっと地面の上に落ちた豆は魅力的なのでしょう。そして、その豆を畑に蒔いて、今年も枝豆を育てようと思っています。例年たくさん収穫できます。昨年は、昼食時、みんなで分けて少しずつ食べました。


“鬼は外〰 ♩  福は内〰 ♫ ”   

♪“Sickness  Sadness Outside!  Happiness  Inside! ”♫

年長さんたち、卒園の会の準備で楽器作り(たいこ・鈴・マラカス)をしました。全部自分たちでやって手作りの楽器ができました。小さい子たちも一生懸命見ていましたよ。そんな時、彼らは絶対邪魔しません。小さいけどよくわかっていて、大きい子の活動を見ることによって、“次は自分の番”とその日を楽しみに待つことができます。


11日の“あいりちゃんの卒園の会”無事終わりました。準備の期間が一週間半しかなく、しかも年長さんたちが病気で欠席したりして、全員で練習できた日は一日だけだったのですが、当日は、欠席者なし、大きい子も小さい子もそれぞれ頑張ってくれました。(中国正月が2月だったのもラッキーでした)

本当にあいりちゃんを思うお友だちの心は素晴しいです。3月に一緒に卒園できなかったけど、こうして心に残るやさしい思い出をみんなで作ったこと、きっとそれぞれの心に残り、お別れしてもずっとつながっていられると信じています。その日の午後、年長クラスでは種まきをしました。年長さんでオレンジ の種を持ってきてくれたお友だちがいて、オクラの種と一緒に蒔いたのです。          あいりちゃんは、日本に帰ってしまうけど種を一緒に蒔いて、大きくなる植物に話しかけようというみんなの気持ちからです。集合写真撮りや心のこもったアルバム作りなど、ありがとうございました。

 

  





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