News / Nunn Road / 2018 / July 2018

先日のランタン祭り、大変お世話様になりました。

 この日に向けて、一か月前ぐらいから、みんなで準備を始め、ランタン作り、歌、詩の練習などしました。お祭りが近づくにつれ、大きい子達を中心にかなり自分達だけで歌えるようになり、英語や福建語のポエムも保育者なしでできたのには、驚きました。

 自分達で描いた水彩画を利用してのランタン作りでは、星、太陽、月の形を切り抜くことを全部子供達の手でやっています。もちろん年長さんは手際良くきれいにでき、年中さんも自分の手で上手に頑張りました。そして小さい子達も、全部自分で切り抜くことができた子がいたり、少し手伝ってもらって最後までできました。作る作業の時は、まず年長さんに最初に紹介します。そうすることによって、年長さん達は意欲的に取り組むことができ、その姿が年中、年少さんのいいお手本になってくれるからです。ひも作りも色選びから全部自分でやっています。ねじりにくい時だけ大きい子達が小さい子達を助けてくれました。

 そして、当日は、おだんごを丸めたのですが、かなりの数を手際よく丸めてくれました。その後、年長さん達は自分達できれいにふいたゲスト用のいす運びの手伝いをしてくれました。5歳、6歳児とは思えないぐらいとても頼りになります。みんな協力して立派にできました。

 お祭り前は、手足口病が気になり、日にちも一日ずらさせてもらうなど、とても心配したのですが、幸いにも、両クラス病気で休んだ子もなくランタン祭りをすることができ大安心しました。みんなたくさんお祈りしたり、天候を気にしててるてる坊主も作ってくれました。飾り用の小さいランタン作りも一生懸命し、庭に飾ってくれたのも、子供達です。

 又、駐車場に大きなテントを建てたので、お祭り気分も盛り上がり、子供達は、いろいろなことを積極的にやってくれました。雨用にいすの足に全部ビニール袋をはかせたのですが、それも全部子供たちが手伝ってくれたのですよ。

 たくさんの準備があったり、病気を気にしたランタン祭りでしたが、子供達と一緒に力を合わせて、みんなで楽しいお祭りにすることができて、嬉しく思います。子供たちが丸めたおだんごが黄な粉だんごになりました。小学生のお兄さんやお姉さん達が「おだんごおいしいです」「6本食べました」「ぼくもたくさん食べています、もっと食べたいです」など、笑顔でいろいろ報告してくれて、おいしかったと口々に言ってくれて本当に嬉しかったです。

 ランタンWalkでは、庭や外回りを歩く時、みんな上手に歩いていましたね。ランタンに灯された火が自然界のもの、天上の光とつながり、やさしく子供達を包んでくれているようでした。保護者の皆様も子供達を守るように歩いて下さってありがとうございました。そして、いすの片づけなどいろいろご協力して下さってありがとうございました。小学生のお兄さん、お姉さん達も片付けのお手伝いありがとうございました。

  

  

  

  

  

  

ナニアで気を付けていることをご紹介します

 「何でも両手で渡す」ということです。

 大人が片手で差し出して、子供たちが両手で受け取るということは、まず期待できません。でも、大人が両手で大切に差し出すと彼らは必ず両手で大切に受け取ってくれます。

 大きい子達の中には、けがをした木の動物や、小さな草花を両手にのせて、大切に見せてくれる子もいます。

 両手ですると、手の中にあるものだけでなく、相手の気持ちまで大切に伝わって来るから不思議です。長くいる先生達は、それが普通になって、大人同士でも自然にしています。

庭のとうもろこしの収穫をし、蒸して、昼食時に食べたのですが、とても甘くておいしかったです。(今残してあるのは、種用です。)みんな、「おいしい」と言っていましたよ。とうもろこしの成長はとてもはやくてびっくりしました。4月のNew Lifeフェスティバルで蒔いたものを7月に収穫したのですから。とうもろこしの上部には、雄しべが花火のように広がっていました。雌しべは、少し下の方にあるため、虫たちが一生懸命花粉を運んでいました。

   

   

 

 年長さん達、織物の一枚かばん作りをしました。糸の通し方、玉結びなども教えたので、みんな自分でどんどんやっていましたよ。ナニアの糸通しは、プラスチックのものを使います。(ファイルを切って作りました。)そうすれば小さい子でも簡単に通せるからです。縫うことも上手でしたよ。

 時々なわとびもやっています。少しずつ跳べるようになってきています。引き続きご家庭でも練習させてみて下さい。これができると本当に大きな喜び、自信につながりますので。

たなばた飾り

たんざくへのお願い事書きは、

·  年長さんは、年長児クラスの時話し合い、それぞれが書きたいことを決めて、自分で書いています。

·  小さい子達は、一人ずつ私が聞きながら書きました。

·  たなばた飾りは、切るのは大きい子達が全部やってくれました。のり付けは、全員自分でしましたよ。(小さい子は少し手伝って、それぞれ一生懸命しました。)

   

  

ナニアでは、マレーシアと日本の行事を交互に入れているので、準備をすることも多いのですが、それが行事を待つ楽しみになり、とても意欲的です。

 四季のないマレーシアでは、一年のリズムを作るには、行事の体験がとても大切です。ランタン祭りが終わった後、「次は何のフェスティバルかな?」とよく聞いてきます。

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