News / Nunn Road / 2017 / July & August 2017

先日のランタン祭り、大変お世話様になりました。

この日に向けて、一か月前ぐらいから、みんなで準備を始め、ランタン作り、歌、詩の練習などしました。お祭りが近づくにつれ、大きい子達を中心にかなり自分達だけで歌えるようになり、福建語のポエムも保育者なしでできたのには、驚きました。

自分達で描いた水彩画を利用してのランタン作りでは、星、太陽、月の形を切り抜くことを、全部子供達の手でやっています。もちろん年長さんは手際良くきれいにでき、年中さんも自分の手で上手に頑張りました。そして小さい子達も、全部自分で切り抜くことができた子がいたり、少し手伝ってもらって最後までできました。作る作業の時には、まず年長さんに最初に紹介します。そうすることによって、年長さん達は意欲的に取り組むことができ、その姿が年中、年少さんのいいお手本になってくれるからです。ひも作りも色選びから全部自分でやっています。飾り用の小さいランタン作りも一生懸命やっていました。

そして、当日は、おだんごを丸めたのですが、かなりの数を手際よく丸めてくれました。その後、年長さん達は自分達できれいにふいたゲスト用のいす運びの手伝いをしてくれました。5歳、6歳児とは思えないぐらいとても頼りになります。みんな協力して立派にできました。

お祭り前は不安定な日が続き、特に当日は朝から雷がなったり、雨まで降って、とても心配したのですが、幸いにも園庭でランタン祭りをすることができ大安心しました。雨が降った時など、みんなでお祈りし、てるてる坊主もたくさん作ってくれています。Englishクラスの子供達も手伝ってくれました。ご家庭でもお祈りしてくださってありがとうございました。

又、駐車場に大きなテントを建てたので、お祭り気分も盛り上がり、子供達は、いろいろなことを積極的にやってくれました。雨用にいすの足に全部ビニール袋をはかせたのですが、それも全部子供たちが手伝ってくれたのですよ。

たくさんの準備があったり、天候を気にしたランタン祭りでしたが、子供たちと一緒に力を合わせて、みんなで楽しいお祭りにすることができて、嬉しく思います。子供たちが丸めたおだんごが黄な粉だんごになりました。小学生のお兄さんやお姉さん達が「おだんごおいしいです」「6本食べました」「8本食べました」「ぼくは13本食べました」など、笑顔でいろいろ報告してくれて、おいしかったと口々に言ってくれて本当に嬉しかったです。

ランタンWalkでは、庭や外回りを歩く時、みんな上手に歩いていましたね。ランタンに灯された火が自然界のもの、天上の光とつながり、やさしく子供達を包んでくれているようでした。保護者の皆様も子供達を守るように歩いて下さってありがとうございました。そして、いすの片づけなどいろいろご協力して下さってありがとうございました。

  

 

 

 

6月29日のハリラヤのお祝いについて

  


ノラ先生のハリラヤのお話を聞き、歌を歌ったり、Ketu Patというもち米でできたお菓子やハリラヤのクッキーを食べてお祝いしました。世界中にいるごはんを十分食べられない子供達のために一か月間、日中断食をしたというノラ先生のお話がとても印象に残ったようです。

ナニアで気を付けていることをご紹介します

「何でも両手で渡す」ということです。

大人が片手で差し出して、子供たちが両手で受け取るということは、まず期待できません。でも、大人が両手で大切に差し出すと彼らは必ず両手で大切に受け取ってくれます。

大きい子達の中には、けがをした木の動物や、小さな草花を両手にのせて、大切に見せてくれる子もいます。

両手ですると、手の中にあるものだけでなく、相手の気持ちまで大切に伝わって来るから不思議です。長くいる先生達は、それが普通になって、大人同士でも自然にしています。

3才から6才の子供達33人が一緒に過ごす保育室は、いつも彼らの笑い声、楽しそうな話し声で一杯です。時にはけんかをして怒ったり泣いたり、「ごめんね」して「大好き」したり、活気に満ちた空間です。

子供達は、大家族のように、お友達のことをよく見、心配し、助けが必要な時は喜んでティッシュやアイスを持ってきてくれたり席を代わってあげたりします。小さい子が泣いていたら、一生懸命声かけして励ましてくれるんです。そして泣いた子が笑顔になったら、自分のことのように喜んでくれます。彼らは、「○○ちゃん、大好き、頑張ってね、一緒にやろうね、よくできたね」などと声を合わせて言うことが上手ですよ。それは、この年齢は、相手に対する思いやりの気持ちがたくさん育つ時期だからです。

でも、それを学ぶためには、けんかも大切なんです。けんかをして、相手の心の痛みを学ぶからです。手が出ても強い言葉を言っても、それを心配されることはありません。その場で、「お友達痛かったよ、悲しかったよ」と教えてあげて、「ごねんね」「大好き」をしたら、みんな笑顔になれ、手を出すこともだんだん少なくなっていきます。

それから、小さい子供達は、大人を「困らす」ことをたくさんしますよね。私も33人の子供達と一緒に生活しているのでよくわかります。「うわあ、限界!」と思うこともあります。そんな時、何が助けてくれるかというと、ユーモアです。

私がよく言うのは、「純子先生の手が10本あったらいいなあ、そうしたらすぐみんなを助けてあげられるのにね」です。そう言うと、彼らはしばらく待ってくれたり、そのユーモアに対して楽しそうに話し出すのです。お兄さんお姉さん達に助けを求めることもあります。そうしたら、たくさん「お兄さん先生、お姉さん先生」が現れます。わざと私が間違えてみると、得意気に正しいことをやってくれます。「痛い!先生肩が急に痛くなったの。誰か優しい手の人お願い!」と助けを求めると、いつも私がするように必ず誰かが手を当ててくれます。そういうやりとりで、不思議なことに、「限界」が「喜び」に変わっていくのです。

こちらが苦しい時に相手を怒ったら、相手はそれに反応して、こちらがもっと苦しくなること間違いなしです。もちろん、きちんということは大切ですが。

年長さん達は、話しをしてよくわかる年齢になっているので、ミーティングをすることもよくあります。グループの力はすごいですよ。いろいろな意見が出たり、お友達の前では素直に「ごめんなさい」と言えたりするからです。そして、話し合って決めたことをよく覚えています。

そういう経験をして、彼らは大きくなっていきます。先日のランタン祭りでは、本当に子供達に助けられました。飾り用の小さなランタン作りから始まり、いすの脚へのビニールかけや外へのいす運びなど、彼らの要領の良さはすごいです。気持ちよく、それぞれが「ノームさん達」のように動いてくれたんです。お兄さん、お姉さんを見て、小さい子達もよく一緒にできましたよ。誰一人として、「もうできな~い」なんて言わないのです。喜んでやっている姿、ランタン祭りがとても楽しみだったのでしょうね。

そうやって子供達は行事を繰り返しながら、毎日やさしい思い出作りをしています。CSルイースのナルニア国のように、子供達がいくつになっても、いつも帰りたい場所であって欲しいという思いから名付けたナニア。先日、ナニアを卒園して、20歳になった子のご両親が訪ねてきてくださって、いろいろな思い出話をしたり、もうすぐ18歳になる子が訪ねてきてくれます。彼は、マレーシアでの福祉にとても興味を持っていて、一緒に施設を訪ねる予定です。中には、ナニアには来ていないけど、妹さんが卒園したため出会った子もいて(当時7歳でした)、26歳の彼女はよく訪ねてきてくれます。先日、ランタン祭りでリン先生へのあいさつも「おかえりなさい」でした。子供達は、一時帰国をする時も、「元気でね。又帰ってくるよ。忘れないよ。」などと声かけして「大好き」しています。

別れはあっても、いつもナニアを心の故郷にしていて欲しいと思い再会を楽しみにしている私です。

 たなばた飾り

たんざくへのお願い事書きは、

·  年長さんは、年長児クラスの時、話し合い、それぞれが書きたいことを決めて、自分で書いています。

·  小さい子達は、一人ずつ私が聞きながら書きました。

·  たなばた飾りは、切るのは大きい子達が全部やってくれました。のり付けは、全員それぞれ一生懸命しました。

 

ナニアでは、マレーシアと日本の行事を交互に入れているので、準備をすることも多いのですが、それが行事を待つ楽しみになり、とても意欲的です。

四季のないマレーシアでは、一年のリズムを作るには、行事の体験がとても大切です。ランタン祭りが終わった後、「次は何のフェスティバルかな?」とよく聞いてきます。

ナニアのお庭では、いろいろな生き物を見ることができます。時々、リスさんに会ったり、先日はお猿さんの大家族が赤ちゃんを抱いて遠くの電線の上をお引越ししていましたよ。とてもきれいな鳥さんや蝶々さんも来てくれて子供達も大喜びしています。先日は、死んでしまったカエル君のお墓を作ってお祈りしました。いろいろな経験ができます。

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