News / Nunn Road / 2001 / No.66 7th Mar. 2001
3月、卒園児たち、日本に帰国する子供たちを送り出すと、4月に新しい子供たちが入園してきます。この区切りとなる時期に色々な計画を立てながら、少しお母様方にご相談したい事ができましたのでご連絡いたします。
今までナニアでは3台のバンにそれぞれの地域から子供たちが乗って登園し、お母様方に交代でバン当番をやっていただきました。おかげさまでバン運行も順調 に進むようになりました。そこで4月からお母様方のバン当番制をなくして、添乗員さんつきでバン運行をしていただこうかと考えています。ドライバーさんと の信頼関係ができてきたことと、最近小さいお子さんを抱えているお母様方が増え、バン当番が大変な事が理由です。なんと言っても子供たちの安全ということ が一番大切ですから、ドライバーさんとはきちんと話し合っておきます。 バン当番制はお母様方が話し合われて決まりました。ですから、それを帰るにあたっ て、お母様方に話し合っていただきたいと思います。
今年末にはオーストラリアでシュタイナー教育法を勉強中の元アシスタントの先生リンさんが、2年間の教育コースを終えて帰ってきますので、目的に合った家が見つかれば、ナニアを今年末ぐらいにプラウティクスのあたりに移動させたいと思っています。
42 Gerbang Midland の家(1階 有機野菜関係のオフィス 2階 クラフトサークル)はペンキなども塗り終え、現在家具を探しているところです。場所が整い次第、2階では土曜 の午後のクラス(子供たちの遊びの場、縫い物編み物他、色々な芸術活動をする手仕事の場)をはじめたいと思っています。準備が出来次第、またお知らせしま す。
ナニアでの土曜の朝クラス(英語)は、現在6人という少人数ですが、子供たちが毎回楽しみにして来てくれています。
<4月からの年長児クラスの希望を取っています。>
昨年度は、文字(ひらがな)への導入を主にしましたが、今年度は、数字、英語への導入も考えています。日時は昨年と同様、毎週火曜日、クラスに参加する 年長児はお弁当を持って登園します。小さい子供たちが帰った後、木の家で一緒にお弁当を食べ(お茶はナニアで用意します)1時から3時までクラスがありま す。そして3時にバンに乗って帰ります。添乗員はオンさんです。クラス費は去年と同じで1回20RMですが、ドライバーさんと添乗員さんの費用については 参加者の人数によって頭割りにしますので、変わってきますことご了承ください。なお、このクラスには年長児であれば外からの参加も可能です。12名が定員 です。申し込まれる方、ご連絡ください。スタートする日はまた後日お知らせいたします。
まさひろくんのお母様から、退院できそうという連絡を少し前にいただきました。きっともう退 院して、家族で過ごされているのでしょう。頭の管を抜く手術も無事終わり、だいぶ歩けるようになったそうです。ただ治療のため白血球の数がとても少なく なっていて、外にはしばらく出られないそうです。また、これから先も何回か入院治療を続けなければいけないそうです。悪性の脳腫瘍という病名のもと、まさ ひろくんはたくさんの山を乗り越えがんばりました。ご家族の方にとってもまさひろくんにとっても大変な日々だったと思います。お母様は奇跡的に乗り越える 事ができたのは、皆様方のお陰ですと、心から感謝されていました。ナニアの子供たちも一生懸命祈りつづけました。これからは、それぞれの心の中で、一生懸 命生きているまさひろくんのことを祈りつづけたいと思います。