News / Nunn Road / 2008 / No.J177 28th July 2008

　先日のランタン祭り大変お世話様になりました。例年、ランタン祭の頃は雨が多く、今年は特に前日大雨だったのでとても心配したのですが、子供たちが一生 懸命お祈りしてくれたからでしょう。当日は朝からいいお天気に恵まれ、思い出に残るお祭りができて、本当にうれしく思いました。今年はGartic Vineの紫色の花もタイミング良く見事に満開になり、庭で一生懸命歌ったり踊ったりする子供達をやさしく包んでくれているようでした。

　ランタン祭りは年間行事の中でも大きな行事の一つです。いろいろな準備をしていく中で、子供たちの行事への関心、待つ喜びも日ごとにふくらんでいきまし た。自分たちで描いた水彩画を利用してのランタン作りでは、星、太陽、月の形を切り抜くことを全部子供達の手でやっています。年長さんはすべて自分達でや り、年中さんはやれる所を自分でやって、できない所は年長さんに手伝ってもらい、年少さんより小さい子は、兄弟、姉妹でやってあげたり年長、年中さんが やってあげました。「○○お姉さん、△△お兄さんがやってあげるね」と声かけしながら切っているお兄さんお姉さん達の横でじっと待っている小さい子供た ち、心が温かく光景でした。

　また前日、外用のいすを出してきれいに拭き、それを運ぶことも年長さんを中心にやっています。当日は年長さんがバナナの皮とり、皮洗い（お団子を並べる お皿にするため）をしたり、みんなでお団子を丸めたり、庭に飾るランタン作り（二種類作ったのですが、気が付かれましたか？）をしたりと忙しそうに手を動 かす子供たちの表情は、とても生き生きとしていました。

　お祭りの日、Japaneseクラスは、全員出席で一生懸命歌ったり、踊ったりする子供達を見ながら、ランタンに灯された火が自然界のもの天井の光とつながっているのを感じながら、私自身も幸せな時を過ごしました。

　夕食抜きでかけつけて下さったお母様、お父様、子供達手作りのお団子を一緒に食べてランタン祭りを楽しんでくださったお兄さん、お姉さん、皆様方に心より感謝しています。

7月、8月の行事予定
7月30日（水）　みゆちゃんお別れ会
8月 1日(金）　みるあちゃんのお誕生会
　　12日(火）　たいら君のお誕生会
　　18日～29日　夏休み

　新しい先生のこと
　ジェシー先生は出勤2日目におばあさんが倒れられて、バターワースの家で看病されることになり、残念ながらお仕事を続けられませんでした。8月7日から Ling先生が来られます。キッチンにはサリー先生が入られています。(サリー先生は日本人クラスも助けて下さっています）引き続き、新しい先生たちの募 集をしています。

　先生の入れ替わりがある中、現役スタッフが力を合わせて助け合いながら毎日を過ごし、いろいろ学ぶことがありました。

　それは、人生はスムーズに行く時と、大波が来る時があるけど、大波が来る時は自分を試されている時、自分が大慌てで心配して周りを不安定にさせるか、ど んなに大変でも「大丈夫」と信じて、自分を見失わずに一つ一つ乗り越えていくかということです。心配症の私は、結構前者になりがちだったのですが、今回は 後者にになれるよう努力しています。

　保育室でも、ゆったり構えて（心配症の大人が回りにいることは子供達にとって良くないので）できるだけ彼らの自由意思で進んで動けるよう（叱るばかりで は彼らは本当に動かないので）な方向に持っていくと、彼らの小さな手が一緒になって、どんどんいろいろなことをこなしていくんです。ランタン祭りに向けて 彼らをペアにして助け合わせるようにすると、彼らなりに一生懸命頑張ってくれました。発表の時、丸くなって座ったら、偶然、半円は子供達だけになっていま した。先生達と座る場所をチェンジしようかと思ったのですが、「いや彼らは出来る」と信じてそのままにしたら、結構頑張ってくれましたよね。

　これからVanも変わり、先生達も入れ替わって12年目のナニアは新しい局面を迎えます。過去のたくさんの先生達、ドライバーさん達との素晴らしい出会いに感謝しながら、これからも新しい先生達といい出会いがあると信じている私です。