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クリスマスの会ご案内2017年12月14日(木)
(一年の終わりの会)
天井ファンがカラカラ回る暑い国マレーシアにも、もうすぐクリスマスがやってきます。ジングルベルの歌とともに街は、クリスマスツリー、華やかなライトで飾られ、プレゼントを買い求め、クリスマスディナーの予約、パーティーの洋服作りときらびやかで忙しい時期、でも本当のクリスマスって何でしょう。こんなに華やかな行事が行なわれる時は、いつもそれがはなばなしくなればなるほど、その流れに乗りたくても乗れない人たちがたくさんいる。金持ちと貧しい人の差があまりにも明らかに浮き出される時期。クリスマスが、ただ単に物を消費するだけのものだったら、子供たちが単にお金で買ったプレゼントをもらって喜ぶだけだったら、残念なことです。この時期、町の華やかなライトのあかりを外に見るだけではなく、自分自身の心の中に真の光をいだくことができたら、自分以外の人のことを心から考えることができたら、どんなに素晴しいことでしょう。
いつも園では、自由遊びの片付けをした後、輪になって4か国語で朝の挨拶をし、みんなで神様の詩を言っています。子供たちにとって、これは病気でお休みの子を思うお祈りの言葉のようになっています。又、クリスマスの会では、自分のためでなく他の人のためにお祈りしよう。サンタクロースのおじいさんにまず一番にプレゼントを持っていってもらったり、助けてもらいたいのは誰かなと投げかけると次のようなことを言ってくれました。
・けがをした子
・病気の人、入院している子 ・まずしい人
・足が痛くて入院している人 ・火事にあった子
・津波でおうちが流された子 ・かぜひいた子
・病気のおじいちゃん、おばあちゃん・泣いている子
・ごはんが食べられない子 ・目が見えない人
・お父さんやお母さんがいない子 ・お薬がない人
・お熱の子 ・台風にあった人
・事故にあった子 などです。
小さい子供達は、精神界にとても近い存在であり、自然界のものすべてをあたかも、自分たちと同じように生きているように感じ話します。「おひさま、くもさん、おはなさん」と自然に「さん」をつけて呼ぶのもそのためです。
そんな子供たちの感性に応えるため、お祈りをすることは、とても大切です。お祈り、そして言葉の力によって子供たちの魂が豊かなものになっていきます。又、各行事で詩を紹介していますが、それは、それぞれの行事で彼らが学んで欲しいことを言葉として表わしています。
ナニアの子供たちは、今はまだ小さい子供たちですけど、自然に他の人のことを考えられる、そんな心の豊かなやさしい人間に成長して欲しいという願いと共に、このクリスマスの会を計画してみました。又、一年の終わりの会という意味で、この一年をそれぞれ振り返りたいと思います。お母様方には、子供たちの水彩画を利用したカードをそれぞれの子供たちの写真入りで作り、お渡し致します。異国という生活環境の中、子供たちの出入りも多いナニアですが、一日一日が、一つ一つの行事がそれぞれの子供たちにとって、大切なものとなってくれたらという思いとともに、ナニアの2017年の活動を終わりたいと思います。
プログラム 12月14日(木)
9:15 – 9:45 |
Japaneseクラス発表 |
English クラスは、Englishクラスで待ちます。 |
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9:50 – 10:20 |
English クラス発表 |
Japaneseクラスは、Englishクラスで待ちます。 |
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*お母様方は、この間、駐車場で待っていただくことになります。 |
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10:30 – 10:50 |
おやつ(子供達手作りのクリスマスクッキー) |
10:55 – 11:10 |
キャンドルを持ってグループで § 名前 § お願い事 を言います。 |
11:10 – 11:25 |
人形劇 |
さようならの歌 |
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クリスマスプレゼント(先生たち手作りの星飾り) |
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11:30 |
降園(お母様方と子供達一緒に) |
お母様方は、9時5分までにご集合ください。駐車はナニア前の駐車場を借りていますので、そこにお停め下さい。
かばんは必要ありません。
子供達たちがお祈りする時や人形劇の時など、大人同士のおしゃべりを止められるよう、よろしくお願い致します。
この日、帰りVanを使われる方は、12月12日までにご連絡下さい。
クリスマスソックス
透明な紙を貼ったり、絵をかいたり、周りを糸で編んだりして作っています。
Kuih Kapit Dayのこと⇐ 毎年大好評です!(パンフレット同封しました)
中国正月の時に味あう伝統的なお菓子Kuih Kapit (クイカッペ)、別名Love Letters(ラブレター)を自ら焼いてみませんかという企画です。時代が変り、いろいろなものが簡単に買えるようになって便利になったものの、昔から伝わる手作りのものを経験する機会が少なくなってきたのは残念なことです。そんな中、そういうカルチャー的な経験ができたらと、この会を企画しお誘いしています。
挨拶について
あいさつを通して、相手と出会え、気持ちが通じ合い、周りの世界が広がっていきます。小さい子にとっても、大人と同じようにあいさつは大切です。ナニアでは、「〇〇先生、おはようございます」「Good morning, teacher ○○.」から始まり、歯磨きの後洋服をチェックしてもらった時、虫よけをやってもらった時、洗ってもらった時など、「Thank you, teacher ○○.」と言わせるようにしています。
帰る時は、
「二便さん、さようなら」「みなさん、さようなら」
「一便さん、さようなら」「みなさん、さようなら」
「だいすき」「ありがとう、だいすき」「ありがとう」
と、声をかけ合っています。繰り返すことによって自然にできるようになります。でも、小さい子供達なので、大人が意識的に励行し、何度も励ますことが大事です。見学者がある時など、外に出る前に、室内で一度練習しています。
コンドでも、「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」などが言えるように励ましてあげて下さい。
先日、Nania 1とNania 2の卒園の会に出席しました。11人それぞれがナニアでのいろいろな思い出を大切に一生懸命心を込めて発表し、立派にナニアを巣立ってくれたこと、本当に嬉しく思いました。
Japaneseクラスをお休みさせていただいたり、クラスを数時間抜けさせていただいて、ありがとうございました。
年長さん達は、Nania1のEnglishクラスの卒園の会のリハーサルを見学しました。見学した後、「I am a Star」の練習に気合が入ったり、もうお別れするようなお手紙が届いたりしました。☺
現在、年長さん達は卒園制作の織物で作る4枚かばんを作るため準備しています。これはみんなで始めたいので、全員5枚(1枚は卒園の会用)織れるまで待っています。中には次に6枚かばん作りもしたいと頑張っている子もいます。これは競争ではありません。2枚かばんでもいいし、もう一つ一枚かばんを兄弟姉妹のために作りたいというのでも素晴らしい事です。
P.S. 織物は、自由遊びの時間にしています。上手に遊べるようになって、遊びが楽しくて仕方がないという子は、織物よりも遊びの方を選びました。例年、織物は(1枚かばん+4枚かばん+卒園の会用1枚=6枚)を目標にしています。
レポートカードの個人写真は私が撮ったのですが(私がカメラを向けるとよく笑ってくれるからです)、全くの素人でバックに他の子供達の姿や手足が写っていたりすることご了承ください。みんな天使様のようですよ。☺
毎日、昼食時にホールに飾ってあるクリスマスの「Star Windows」の窓を一つずつ開けています。それから動物たち、ノームさん、星飾りも毎日3,4人ずつ交代でクリスマスのテーブルの上に飾り、みんなでクリスマスの会を待っています。
お祈りの言葉も一生懸命練習していますよ。年長年中さん達が頑張る姿に助けられて、励まされて、小さい子も少しずつできるようになりました。
彼らが小さい手を合わせて一生懸命お祈りする時、素晴らしいい力を感じます。
先日、保健所の方が来られて子供達をチェックされた時、年少さんたちはつられて大泣きをしてしまいました。注射をされる、痛い思いをすると思ったようです。その時、年中さん、年長さん達がやさしく励ましたり、抱いて守るようなしぐさをしてくれたんです。保健所の方達は、とても感動されていました。
ちなみに、今年の年少さんは4人が早生まれ、年少々さん2人と合わせて、6人が2014年生まれです。残りの4人もみんな2013年9月以降に生まれた、幼いグループです。そんな中、大きい子達に助けられてよく頑張っていますよ。