News / Nunn Road / 2020 / September 2020

ナニア幼稚園の保護者の皆様へ

いつも大変お世話様になっております。

先日９月２３日ムーンケーキ祭りを行いました。前日は、キッチンに行って皆で集めた庭のブルーフラワーとパンダムリーフで作る色の作り方も見学しています。みんな“わーすごい”と言いながら見ていましたよ。

当日は、まず餡を丸めました。そして、ブルーフラワーとパンダムリーフの生地で包み、型に入れ、冷蔵庫で寝かせました。小さい子たちには、包むのは難しかったですが、型に入れるのは上手でした。そして型から入れ物に入れるパッキングも、とても上手ですべて自分たちでしました。

今回は、例年7月のランタン祭り（今年はコロナでできませんでした）で作るランタンを作り、部屋の中を暗くしてロウソクに火をともしランタンwalkもしました。みんなで一緒に歩けないのでグループごとにしました。大きい子たちは、ランタンの歌を歌いながら歩き、小さい子たちは、ろうそくに火をともしたことがとても嬉しかったようです。フェイスシールドやマスクをして一生懸命活動する子供たちを見ながら、コロナが一日も早く収束しますようにとこの日もお祈りしました。

ムーンケーキ祭りのお話

昔、１０個の太陽が一度に出てきて、あまりにも暑くて人々は病気になって苦しんでいました。そんな中、Chang Erという弓矢の名人が９個の太陽を射落として、人々を救いました。そして、神様から、そのほうびとして永遠に生き続けることができる薬をもらって飲みました。すると体が軽くなり月に行ったのですが、月はとても寒かったので咳と共にその薬を吐き出しました。

その時Chang Erは、その薬を小さく粉にして地球上にばらまいたらたくさんの人々が幸せになれると思いました。そこへ寄ってきた親切なうさぎさんにお 願いして粉にしてもらい地球上にばらまきました。それで地球上では、今でも薬草が育ち、それで人々の健康を維持することができるということです。

（中秋の名月にちなんだお話は、いろいろあります。上記のものは、その中から選んだり付け加えたりして、子供達にわかりやすいようにしてナニアで使っているものです。ナニアで使う薬も、お月様のうさぎさんに助けてもらったとみんな信じています。）

最近年長さん達の活動を増やしました。食事やケーキを配ることを上手にやっています。一生懸命する年長さん達を真似して、小さい子もお手伝いが上手です。お話の時に私が座る椅子はキッチンから運んでいるのですが、必ず誰かが手伝ってくれます。水曜日と木曜日に今週のお話を年長さんの女の子たちが引き継いでやってくれました。金曜日は年長の男の子たちも一緒にします。楽しい言い回しが繰り返されるお話だったので、とても上手でした。マスクやフェイスシールドの生活は窮屈だけど、何かスペシャルなことができ彼らの喜びになってくれたらと思います。

とても悲しいお知らせです。ひまりちゃんが、日本に帰国することになりました。急なお話で本当に寂しいです。お別れ会は、１０月２６日（月）です。織物で一枚かばんを作ってたくさんの思い出と共に日本に持って帰って欲しいと思います。

 現在日本に帰国されることはできても、マレーシアに来られることはまだ難しく、園の経営もだんだん難しくなってきています。そんな中、２歳半以上のお子さんでしたらオムツをしていても何人か入園できるようにしますので、お知り合いの方にご紹介いただけますか。どうぞよろしくお願い致します。

 Pantai Molek（Marina Bayの少し手前です。）に住むEnglishクラスのジョージ君（3歳）が、Vanを使っています。これからは、朝だけです。

チク城に屋根が付き改築されたので、みんな喜んでいます。交代でお掃除をしたり、それぞれの階をお部屋のようにしたり、上がったり下りたりと嬉しそうです。

畑には、ロングビーンやブルーフラワー、おくらやひまわりが大きくなってきました

駐車場にサンバードが巣を作って卵を産み、三羽の赤ちゃんが育っています。場所が駐車場を超えていく所でしたので、子供達には教えることができなかったのですが、写真を撮りましたので話してあげてください。お母さん鳥も写っています。コロナで大変な中、自然界の素晴らしさを感じ幸せに思います。